
★静岡県が運営する「スポーツコミッションShizuoka」WEB担当服部です。
今回は、2025年6月に静岡県では初めての開催となる「クロスミントンICO Japan Shizuoka Open 2025」を主催された、一般社団法人日本クロスミントン協会の担当者様にお話を伺いました。
県外からの参加者も多い大会・合宿の会場として、なぜ沼津市総合体育館(香陵アリーナ)を選ばれたのか。施設選定の背景から、合宿にも通じる施設の魅力について、詳しく語っていただきます。
利用者情報
- 団体名:一般社団法人日本クロスミントン協会
- 公式サイト:https://crossminton.jp/
開催概要
- 大会名:クロスミントンICO Japan Shizuoka Open 2025
- 開催日:2025年6月20日(金)~22日(日)
- 会場:沼津市総合体育館(香陵アリーナ)メインアリーナ、多目的アリーナ
- 参加者数:選手198名(ダブルス・シングルス)、体験会135名
課題は「アクセス・施設・周辺環境」。静岡での合宿・大会成功の鍵はワンストップ相談
― 静岡県での合宿・大会を検討された際、どのような課題がありましたか?
はい、静岡県で初の国際大会ということもあり、会場探しにはいくつかの絶対条件がありました。
- 【施設の要件】 競技と普及活動(体験会)を同時に行えること。6月開催のため冷房完備は必須でした。
- 【アクセスの良さ】 首都圏からアクセスしやすいこと。
- 【周辺環境】 選手・スタッフが連泊できる宿泊施設が周辺に豊富にあること。
これらの条件を満たす施設を、土地勘のない我々だけで探すのは非常に困難でした。そこで、静岡県内のスポーツ施設に精通し、地域との繋ぎ役も担う「スポーツコミッションShizuoka」さんに相談させていただきました。
― スポーツコミッションShizuokaからは、どのような提案が?
私たちの要望を的確に汲み取り、県内全域から複数の候補施設をリストアップしてくれました。各施設のメリット・デメリット、さらには周辺の宿泊環境まで含めて丁寧に説明してくださり、比較検討がとてもスムーズでした。
その中で、全ての条件を完璧に満たしていたのが、2023年にオープンしたばかりの**沼津市総合体育館(香陵アリーナ)**でした。JR沼津駅からバスで約10分という好立地、最新の設備、そして体験会にぴったりの多目的アリーナが併設されている点。まさに理想的な会場でした。
的確なご提案がなければ、この素晴らしい施設での開催は実現しなかったと思います。
「最高の合宿・大会環境」実際に使ってわかった香陵アリーナの5つの魅力
― 実際に施設を利用されてみて、いかがでしたか?
一言で「最高」でした。選手からも「こんなに良い環境でプレーできるのは嬉しい」と喜びの声が多数寄せられ、合宿地としても最高の環境だと感じました。



魅力①:最高のプレー環境(メインアリーナ)

天井が高く、LED照明が非常に明るいため、高速で飛ぶスピーダー(シャトル)もクリアに見え、選手はプレーに集中できました。床のグリップも最適で、激しいフットワークにも対応。そして何より、強力な冷房設備のおかげで、3日間の長丁場でも最高のコンディションを維持できました。
魅力②:合宿・研修にも使える付帯設備


更衣室やシャワールームは清潔で広く、選手からも大好評でした。
魅力③:抜群のアクセスと広い駐車場


JR沼津駅からバスで約10分、東名高速道路「沼津IC」からも車で約20分と、県外からのアクセスが抜群です。200台以上収容の無料駐車場は、機材搬入や車での来場に全くストレスがありませんでした。
魅力④:宿泊・食事に困らない周辺環境
沼津駅周辺にはビジネスホテルが多く、大人数の宿泊先確保もスムーズでした。体育館周辺にも飲食店があり、合宿中の食事の心配もありません。
魅力⑤:合宿のモチベーションを高める「食」と「観光」
大会の合間には、多くの選手が沼津港に足を運び、新鮮な海鮮丼を楽しんでいました。「プレーだけでなく、観光も楽しめた」という声は、主催者として本当に嬉しいものです。
練習のモチベーションにも繋がる周辺の魅力は、合宿地選びの重要な要素だと改めて感じました。
★【沼津エリアの食事・観光情報はこちら】
施設手配だけじゃない!地域連携のサポートが成功の決め手
今回の大会成功は、私たちの力だけでは成し得ませんでした。
スポーツコミッションShizuokaさんには、施設との細かな調整はもちろん、沼津市への協力依頼や、県の広報媒体を活用した告知活動など、公的機関ならではの橋渡しをしていただきました。
また、沼津市役所ウィズスポーツ課、沼津NEXT、沼津市スポーツ推進委員の皆様には、当日の会場設営から体験会の運営まで、多大なるご支援をいただきました。主催団体、県、市が一体となって大会を盛り上げる「オール静岡」の体制に、心から感謝申し上げます。
おかげさまで体験会には135名もの地域の方にご参加いただき、クロスミントンの魅力を知ってもらう絶好の機会となりました。こうした地域を巻き込んだイベントが実現できるのも、静岡県ならではの魅力だと思います。
まとめ:静岡での合宿・大会を成功させたい全ての皆様へ
白熱した試合と、参加者の笑顔。静岡県で初めてのクロスミントン大会は、大成功のうちに幕を閉じました。この素晴らしい環境と温かいサポートに、心から感謝しています。私たちは、来年もまたこの静岡の地で大会を開催したいと強く願っています。
★【スポーツコミッションShizuoka 担当者より】
この度は、記念すべき静岡県初の国際大会開催、誠におめでとうございます。日本クロスミントン協会様の熱意と、沼津市の素晴らしい施設、そして地域の皆様のご協力が一体となり、大成功に繋がったことを大変嬉しく思います。
私たちスポーツコミッションShizuokaは、今回のように施設のご提案から、自治体や関係各所との調整、広報支援、さらには活用可能な補助金のご案内まで、主催者様が抱えるあらゆる課題に寄り添い、伴走します。
「宿泊先の手配に不安がある」「地域住民との交流イベントを企画したい」「大型バスを駐車できる場所を探している」など、どんな些細なことでも構いません。まずは一度、お気軽にご相談ください。静岡県のスポーツ振興担当として、全力でサポートさせていただきます。
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